AT&TのPogoファーストインプレッション


先日、PogoのLimited Betaに登録された記事を書きましたが、数日間使ってみてのファーストインプレッションということで、その使用感などを書いてみます。

まず使ってみて感じるのが、随所に3D効果が取り入れられているってこと。ウェブページの閲覧については普通のブラウザと変わりないのですが、Collectionと呼ばれるブックマーク画面やHistoryに、とても印象的な3D効果が使われていて、何か近未来的なブラウザを使っているような感覚です。

今回は主にPogoの3つの機能に絞って書きます。

Springboard

このアイコンをクリックすると、Springboardが開きます。このSpringboardには最大20個までのサムネイル付のリンクを置く事が出来ます。頻繁にアクセスするサイト等を置く事で、2クリックするだけでアクセスすることが出来ます。

Collections

このアイコンをクリックすると、Collectionsが開きます。Vistaのフリップ3Dみたいな感じに表示され、それぞれがフォルダになっていて、その中ににブックマークを収める事が出来ます。このフォルダにはIEとdel.icio.usからブックマークをインポートする事が出来ます。実際にdel.icio.usからのインポートを試してみたのですが、千件近くのブックマークを一気に流し込んだせいか?動作が不安定になってしまいました。インポート時には一つのフォルダに一気に読み込まれる仕様ですが、その段階で読み込むブックマークの数などを設定できれば便利かなと思います。現時点ではフォルダ毎に収める事が出来るリンクの数はある程度限られるみたいで、結局、del.icio.usからインポートしたフォルダは開く事が出来ませんでした。

History Player

このアイコンをクリックするとHistory Playerが開きます。ウェブ閲覧の履歴をサムネイルで表示します。通常の履歴表示はテキストベースなのですが、サムネイルで視覚的に履歴確認できるのでとてもわかりやすいのです。これはなかなか使えるのではないかと思います。

また、SpringboardとCollectionに共通した事項ですが、ブックマークの登録時に詳細設定がポップアップします。ここではタイトルやタグ,コレクションのどのフォルダに収めるか,そのサイトに関する説明文やアクセス情報,サムネイル画像の設定が出来ます。

中でも、サムネイル画像の設定についてはよく考えられており、スクリーンショットの特定の部分をサムネイルとして設定する事が出来ます。これにより、とてもわかりやすいサムネイル画像を表示する事が出来ます。この辺りの気配りは、これまでのブラウザでは体験できない素晴らしい機能を持っています。

以上、3つの機能を中心に説明しましたが、やはり、3D効果を扱っている部分では動作が緩慢になるのは否めません。これは、僕が試しているスペックが低い(dynabook SS RX1/T7A)のが主因ではありますが、それなりのマシンパワーは必要だと思います。でも、通常のブラウジングだけに限れば、Mozillaベースですから、全く問題はないと思います。

ただ、現在メインで使っているFirefox3と比較してみると、残念ながら、僕の場合にはPogoに乗り換えるという選択肢は現在のところありません。ブラウザをカスタマイズするアドオン類についても、このブラウザの性格上、どの程度が使えるのか不明ですし・・。試しにマウスジェスチャーとかを入れてみようと試してみましたが、エラーが表示され、ダメでした。将来的にもアドオンについては、AT&Tから提供されるモノしか使えないのかもしれません。
また、ブックマークについてはローカルじゃなく、diigoというソーシャルブックマークを使っているので、Pogoのウリである機能を使う意味が薄れてしまいます。

条件として、ブックマークをローカルで管理している、また、適度なスペックのパソコンで使用している人ならば、充分にターゲットとなりうるブラウザではないかと思います。特にローカルでブックマークを管理していくという部分においては、とても素晴らしいアイディアが詰め込まれているので、これからどのように磨きあげられていくのかを注目していきたいと思います。


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